電気工事業界を知ろう
電気工事業界を知ろう
住宅、オフィス、学校と現在「電気」を使わない建物や施設はまずありません。
社会において「電気」は無くてはならないものであり、もっとも大切なライフラインの1つと言えるでしょう。
その「電気」を安全に皆様のもとへとお届けする。それが電気工事業の役割です。
これからの社会にとって必要不可欠な業界であり、手に職をつけることができれば心強い資格となります。ここでは、そんな電気工事の仕事についてご紹介します。
電気工事の分類について
電気工事には大きく分けて3つの分類があります。
それは「外線工事」「引込線工事」「内線工事」の3つです。全て「電気」を安全に皆様のもとへとお届けする為「電気のみち」を整備する仕事となりますが、それぞれに大切な役割があり、作業内容も大きく異なります。
電気工事の分類
外線工事は発変電所から電柱・変圧器までの「電気のみち」を整備します。
人で賑わう街中や山あいの村、街の発展にあわせて「電気」を必要とするエリアも日々変化します。
電柱を建て、電線を架け、”電気のみち”を繋ぎます。
(主な作業)
・電線の張り替え、補修。電柱に取り付けてある変圧器等の新設、吊替。電柱の新設、建替。
引込線工事は電柱に吊り下げられている変圧器から建物までの「電気のみち」を整備します。
電気の容量に適した電線サイズへ変更したり、古くなった電線を張り替えたりします。
(主な作業)
・電柱から建物までの電線の新設、張り替え等。
内線工事は建物まで届いた「電気」をコンセント等を通じてお届けします。
「電気のみち」の終点でもあり、皆様がより豊かな生活を送れるようお手伝いをします。
(主な作業)
・コンセント、スイッチの設置。照明や電化製品の提案、施工等。
※内線工事は住宅やオフィスビル、工場などそれぞれの現場に合わせた作業を行う為幅広い内容となります。
外線工事業者は外線工事の他にも「引込線工事」と「内線工事」も行い、引込線工事業者は「内線工事」も行います。
全ての「電気のみち」が繋がって初めて「電気」は皆様のもとへと届くのです。